リユース・リサイクルを進めよう!資源循環の促進等に関する法律施行がスタート

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リユース・リサイクルを進めよう!資源循環の促進等に関する法律施行がスタート

世界中で広がるエコ活動の一貫として、2022年4月1日より、日本でも「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されました。

一般的にはプラスチックゴミや資源と言えば、昨今話題になっている「買い物袋」や、この法律によって全国規模のコンビニチェーン店などで「おしぼり」や「スプーン」といったようなものをイメージしやすいものですが、服にもまた多くの繊維や資源が使われています。

環境省でも推進している「サステナブルファッション」とは?

画像引用元:https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/

「サステナブル」という言葉は「持続可能な」という意味が込められており、将来的にも資源のサイクルを繰り返しながら、長く続けられる取り組みのことです。

最近では多くのファッションブランドなども取り組みを始めていますが、最初は海洋資源(海の食べ物)などに対して「サステナブルシーフード」というような呼び方などがされていました。

服には市場へと流通するまでの生産過程で色々な素材が使用されており、製造工程も複雑な場合が多くなるため、規模が大きくなればなるほど、環境負荷の実態や全容の把握が困難だと言われています。

1年間に1度も着られない服を1人25枚所有している

環境省による国内の衣類に関する市場調査などによると、1年間の間に1人辺りの方が購入する服の枚数は、平均して18枚、手放している服が12枚、そして使用されていない服が25枚所有されているという統計データが算出されています。

もちろん、これらは平均値ですから全ての人に当てはまるというわけではありませんが、やはりどんな方でも使用しないまま1年間過ぎてしまう服というのは、いくつか所有しているという経験はあるのではないでしょうか?

さらに、問題とされているのは「1年間で12枚手放している」と言われている服の行方の内訳にもあります。

衣類の約66%は廃棄処分されてしまう現実

リサイクルショップなどに足を運んだことがある方は、店内に大量のリユース品が並んでいるという風景を見たことがあるのではないでしょうか?

数多く並べられた服を見ると、「リサイクルやリユースって結構進んでいるんだな」と感じるかもしれません。

しかし、実際には約66%の衣類は処分、廃棄されている状態です。

古着としての再販売はわずかに「11%」となっており、半数以上のお洋服が埋め立てや処分されているのです。

リサイクルとリユース、全ての循環を含めても、現状はリユース(海外輸出を含む)が20%、リサイクルは14%となっており、コンビニやスーパーのレジ袋とは比較できないほどの資源が消費されていることがわかります。

服がごみとして出された場合、再資源化される割合は5%程でほとんどはそのまま焼却・埋め立て処分されます。その量は年間で約48万トン。この数値を換算すると大型トラック約130台分を毎日焼却・埋め立てしていることになります。

https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/

衣類の循環は企業と消費者で作り出すもの

これらの問題にかかる処分・廃棄の量を削減していくには、企業はもちろん、個々の取り組みも重要視されています。

まず第一に言えることは「服を大事にすること」です。

どんなものにも共通することですが、モノを大事にするということは企業にとっても同じことですよね。大事に使用すれば、それだけ長い期間新しいモノは不要になるというわけです。

それでも、やはりファッションは1つの娯楽でもあるわけですから、完全に無駄を避けるということは難しいでしょう。

そこで役に立つのが、リユース業者を利用したり、再利用出来る環境を整えていくことになります。

ブランデュースでは『リユース』を推進しています

この10年ほどで、世界的に環境問題に対する意識が高まってきています。

洋服にはポリエステル素材なども多く含まれていることから、使用する資源の減少への働きかけはブランドでも取り組まれています。

サスティナブルな取り組みとして、多くのブランドやメーカーでも資源の再利用をしたり、リサイクルや廃棄素材の減少の工夫もしていますが、作り手側だけでは、環境問題が解決するわけではありません。

人間が豊かに生活していく上で、資源は大切な役割を果たしていますが、地球の資源は無限にあるものではありません。現在はもちろん、今の子供たちが大人になっても過去の問題を引きずらないようにするためには、1人1人の意識が大切だと考えています。

微力ではありますが、弊社もこれらの根本的な問題にしっかりと向き合い、物を大切にしていくお手伝いをさせて頂いております。

弊社ブランデュースでは、リサイクルなどの前に、そもそもの形を崩さずに再利用するリユースというエコサイクルを推進しています。

ブランド服の買取を上手に利用して、自分なりのサイクルを

これから先、将来的には抱える環境問題は、今現在ファッションを楽しんでいる私達だけの問題ではありません。

全ての服をリユースするということは現実的に難しいですし、実際には不可能に近いのかもしれません。しかし、将来の子供達や、その子供達が大人になったころにファッションが楽しめないという状態にならないためには、個々が今出来ることを少しずつ取り組んでいくことです。

洋服は不燃ごみになることも少ないため、簡単に処分出来てしまいますが、それらが1日1300トンもの衣類ごみの一部であることを、1人1人が頭の片隅に置いておけば、少しずつ環境の問題は改善されていくのではないでしょうか?

めんどうになって服を処分する前に、リユースやリサイクルに回せそうなアイテムは、ぜひ一度そういった業者を利用して再利用や再活用する方法を選択してみてください。

※本記事は環境省「サステナブルファッション」を参考に掲載しております

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