【ブランド品】ニット製アイテムを長持ちさせる5つのお手入れ方法
2021.12.23
おしゃれ着としてよく使用されるニットアイテムは便利で使いやすい反面、型崩れや毛玉、シワや虫食いなど色々なトラブルが起こりやすいものです。洋服買取などでニットにトラブルがあると、査定に影響することもよくあるんです。
そこで本記事では、お家で出来るニット製のアイテムのお手入れ方法を5つに分けて紹介していきます。
ニット系アイテムはお手入れでのケアが大切

ニット系のアイテムは小物やセーター、ニットコートなど様々なものがありますが、秋や冬シーズンにはおしゃれ着のマストアイテムです。
ブランド系のニット洋服も使いやすさやシルエットが綺麗に見えることから非常に人気の高いジャンルアイテムの1つ。
しかし、手軽に使えるニットは作りがしっかりしていても痛みやすいものなんですよね。
ブランド買取の市場でもニット系アイテムは人気、需要共にあるジャンルですが、洋服そのものに劣化などがあると、どうしても査定額にマイナスの影響が出てしまいます。
ニットアイテムの価値を下げないためには、日頃のお手入れとケアが大切になってきます。
ニットアイテムのお手入れ方法5選

新品のようなニットアイテムはファッション性も高く、見た目にも美しいものですが、毛玉や汚れが目立ってしまうと一気にイメージが悪くなってしまいます。
日常的なケアを知っていれば、様々なニットの劣化問題を解決出来ることもあります。
①お洗濯は出来るだけ手洗いを
ニットアイテムは普通の繊維に比べて、洗濯時に縮みが発生しやすいものです。縮みが起こると着用時にサイズ感がおかしくなったり、型崩れの原因になってしまいます。
こういったトラブルをなるべく起こさない為に、お洗濯をする時には手洗いが一番効果的なんです。
ぬるま湯を洗面器などに入れて、ニット用の洗剤(ウールシャンプーなど)を混ぜたら軽く押し洗いをしてあげると型崩れを起こしにくくなります。
②ブラシがけで毛玉対策をする
ニット製品は摩擦によって毛玉が出来やすくなるので、こまめなブラッシングをしてあげると繊維が整えられて毛玉の抑制効果に繋がります。
ブラッシングで大事なポイントは編地の目に沿わせること、そして優しくブラッシングしてあげることです。ブラッシングが強いと逆にほつれの原因になるので注意してくださいね。
ブラッシングはこするというよりも払うというイメージで行いましょう。
③平干しネットを利用して型崩れを防ぐ
ニットセーターなど、水分を含むと重くなってしまうアイテムにハンガー干しはあまりオススメ出来ません。水分を含んだニットは見た目よりも重くなってしまうので、伸びの原因になってしまいます。
市販の平干しネットで平干しをすると、こういった重さを均一に保てるので、伸びや型崩れを防ぎやすくなります。
また、色落ちの原因になりますので陰干しすることも合わせて覚えておくと良いですね。
④スチームアイロンを活用してシワをしっかりと取り除く
ニットを洗濯したり干したりした後はシワなどが残りやすい状態になっています。
ニット系のシワ取りにはスチームアイロンが有効で、軽くスチームを当ててからアイロンを軽くかけてあげるとふわふわとした仕上がりになります。
ただし、アイロンをかけるときには、押し付けすぎないように注意が必要です。
アイロンで押し付けすぎると、繊維が温度で変化して変に光沢が出てしまったり、アイロンの形に跡が残ってしまいます。
⑤カシミヤやアンゴラのニットはクリーニング店へ
ニットアイテムにも様々な繊維がありますが、カシミヤやアンゴラなどはお手入れが難しい部類です。特にしみ抜きなどは自宅では出来ないことが多いので、早めにクリーニング店に相談することも大切です。
自宅でカバー出来ない部分は専門店にしっかりと相談してくださいね。
正しいお手入れでニットを綺麗に保ちましょう
ニット系アイテムは日頃のケアで劣化のスピードが大きく変わってきます。
ブランド洋服の買取でも劣化したニットは査定額のマイナスに働いてしまうので、出来る限りお手入れをしてあげていると、きちんとした市場価値を保つことが出来ますので、ニット製品のケアはこまめにしてあげて下さいね。