コートの正しい保管方法を紹介!カシミヤやウールで気をつけるポイントとは?

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コートの正しい保管方法を紹介!カシミヤやウールで気をつけるポイントとは?

ブランド服の買取や査定では「商品の傷みや経年劣化」は大きく影響するポイントです。

様々な洋服の中でも、アウターとして着用されるコート類は正しい保管方法と知っていると買取査定に影響することもあるのです。

今回は、コートの保管方法について素材別に解説していきますので、ぜひ活用してください。

秋冬しか着ないコートはオフシーズンの保管が大切!

一般的にコート類のオンシーズンは秋や冬ですから、それ以外の季節は基本的には保管しておく期間の方が長くなりがちです。

洋服の汚れや劣化が起きやすいのは、着ているシーズンにも言えますが、使わない期間の保管方法が間違っているとカビや繊維が痛む原因になりやすいのです。

具体的にはどのような劣化が起きるかも合わせて紹介しておきます。

保管方法を間違えたコートに起こりやすい傷みや汚れ

正しい保管方法で置かれていなかったコートは様々な劣化が起きてしまいます。

天然繊維であるカシミヤやウール系のコートでは虫が発生してしまうことが多く、穴あきの原因になることもあるんです。

もちろん、こういった劣化は洋服の査定に大きく影響するので、出来れば避けたいところです。

また、同じく繊維系のコートは匂い移りやホコリにも弱いです。

雑菌の繁殖もおきやすく、湿気が原因になるとカビも発生してしまうなど、コートの保管方法次第では、オフシーズンの間に一気に劣化してしまうこともあるんです。

せっかくの高価なブランドアイテムでも、傷みや劣化が進んでしまえば着る機会もなくなる上に、中古市場での価値もほとんどなくなってしまいます。場合によっては買取の対象外になることもありますし、何よりもったいないですよね。

だからこそ、こういった劣化を防ぐためには、正しい保管方法やお手入れをしてあげることが必要不可欠なんです。

コートを正しく保管するために気をつけるべきポイント

コートの保管は意外とデリケートなものですので、事前のお手入れなども重要になってきます。

もちろん、長期の保管前にはクリーニングに出すことも大切ですが、それ以外のお手入れをしっかりとすることで、さらに劣化を防げるようになるのです。

特にカシミヤやウールなどの繊維系のアイテムは、ブラッシングと湿気対策が効果的です

具体的には以下のようなお手入れの方法がありますので、ぜひチェックしてみてください。

ハンガーにかけたまま優しくブラッシングをする

コート類の中でも、特に繊維系のものはブラッシングが非常に大切です。

カシミヤなどは専用のブラシなどもありますが、繊維の流れに合わせて優しくブラッシングしてあげましょう。

ブラッシングの力が強すぎると、ほつれの原因になってしまうこともあるので、あくまでも優しくブラッシングをすることを心がけてくださいね。

除菌をしたら、風通しの良い環境で乾燥させる

コート類は菌の繁殖にも敏感なため、除菌スプレーなどを使用することがあります。

この時に、そのまま畳んでしまったり、湿気の多い場所で保管してしまうとカビなどが発生して逆効果になることもあるんです。

除菌をしたあとは、しっかりとしたハンガーに吊るして風通しの良い場所でしっかりと水分を飛ばしましょう。

コートを収納する時には出来るだけしっかりとしたハンガーを

コートは畳んで収納することも出来ますが、シワなどの原因になりやすいので、基本的には木製ハンガーなどのしっかりとしたハンガーにかけて収納するのがおすすめです。

100円均一などに売っている針金ハンガーなどは、コートの重みで曲がってしまうことが多く、型崩れの原因になりやすいのです。

また、収納するハンガーの大きさもコートに合ったものを選ぶようにしましょう。

ニット系の素材は畳んで収納する

コート類の中でも、ニット素材のものは保管状態に注意が必要です。

ウール系などはしっかりとしたハンガーで保管することが最善ですが、ニット素材は例外です。

ニット素材のコートは長期間に渡ってハンガーで収納してしまうと、ニット自体の重さで素材が伸びてしまうことがあります。こうなるとシルエットが大きく変わってしまうので、きれいな状態で保管することが出来ません。

虫除けカバーや防虫剤をしっかりと用意する

最初に紹介したように、コートの大敵は「虫」であることが多いんです。特に保管中は虫が発生すると痛む原因になってしまうので、コートで収納する場合には虫除けカバーを、畳んで収納する場合でも虫除けの防虫剤は必須です。

収納前には肌が当たる場所をタオルでケアしておく

コートの内側にあたる袖口や脇の部分などは、思った以上に汚れが溜まりやすい部分です。

汗や皮脂による汚れは蓄積すると、ニオイの原因になってしまうので、水だけで固く絞ったタオルを使用してケアしてあげます。

この時、ゴシゴシと強く拭いてしまうと繊維を痛めてしまうので、ポンポンと軽くタッチするように汚れを浮かせてあげることがポイントです。

正しい保管とケアでコートの劣化を防ごう!

ここまで紹介してきたように、コートの保管は気をつけるポイントが意外にも沢山あります。

ブランド買取の査定でも、綺麗に保管されていたかどうかは見られるポイントの1つですし、コートそのものの状態も査定結果を左右します。

正しい保管方法とケアをして、ぜひコートを長持ちさせてあげてくださいね。

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