洋服ブラシでお手入れ簡単!水洗いできない衣類のメンテナンス方法
2022.03.18
ブランド服の中にも多い『水洗いの出来ない衣類』皆さんはどうやってお手入れをしてあげればよいかご存知でしょうか?
洋服はお手入れをしなければ持ちも悪くなり、汚れなども目立つようになってきます。
また、ブランド洋服を中古で売りたいなと思ったときにも「お手入れをされている服」と「お手入れしていない服」では査定にも影響してくることもあります。
今回は、水洗いのできない洋服のお手入れに便利な洋服ブラシでのメンテナンス方法を詳しく紹介していきます。
そもそも洋服ブラシは何のために使うの?

お洋服といえば定期的にお洗濯をするというのがイメージにありますが、中には水洗いの出来ない繊維などを使用して作られたものもあります。
こういった水洗いができないお洋服のメンテナンスに使われるのが「洋服ブラシ」と呼ばれるお手入れグッズです。洋服ブラシは服に使用されている繊維の方向を整えたり、軽い表面の汚れを落とす目的で使用されます。
軽く撫でるようにブラッシングをするだけでも、全くブラシをかけていない服とでは、汚れの蓄積も変わってくるため、水洗いができない衣類には「洋服ブラシ」が非常に手軽で便利な道具になります。
洋服ブラシはどんな種類を選ぶべき?化学繊維か天然ブラシ

洋服ブラシの毛には化学繊維で作られた物と天然毛(馬や豚の毛がメイン)のブラシがあります。
価格は化学繊維毛の洋服ブラシのほうが安価ですが、化学繊維の洋服ブラシはあまりおすすめ出来ません。化学繊維同士が触れ合ってしまうと静電気などが起きやすいという欠点もあるので、出来るだけ天然毛の洋服ブラシを使用することで、洋服の繊維にダメージを与えずにメンテナンスすることが出来ます。
天然毛の洋服ブラシは3000円~1万円前後でネットショップなどでも購入出来ますので、1つだけでも持っておくと非常に役立つこと間違いなしです。
洋服ブラシはどんな服に使える?
水洗いができないという洋服は色々とありますが、ブランド洋服で言えば、ニット類やコートの一部、ジャケット類、ブルゾンなどが当てはまります。
また、カシミヤなど高級な繊維でもブラッシング出来る洋服ブラシもあるので、用途に応じて使用する洋服ブラシを選ぶこともポイントです。
服の素材にもよりますが、比較的デリケートな繊維などは「馬毛ブラシ」を使用されることが多く、ハリのある素材には「豚毛ブラシ」が使用されやすくなっています。
ブランド服で人気のアイテムにもニット類やコート類は非常に多いです。
日々の簡単なお手入れだけでも服の汚れは変わってくるので、ぜひ洋服ブラシで定期的にメンテナンスをしてみてください。
洋服ブラシそのものが汚れた時はどうすれば良い?
洋服ブラシも繊維で出来ているため、長く使用していると汚れてくることがあります。
この時に注意したいのは、「洋服ブラシも水洗いをしてはいけない」ということです。
天然毛が使われている洋服ブラシを水洗いしてしまうと、持ち手の木の部分はもちろん、天然毛の部分も裂け目が出来てしまったりします。
このため洋服ブラシ自体が汚れてくると、金属で出来た髪用のクシなどを用意して、汚れを落とすことが可能です。
洋服ブラシを使用するメリットや効果とは?
実際に洋服ブラシを使用すると、様々な面で服に対してメリットがあると言われています。
洋服ブラシはもともと海外ではメインで使用されていたケア道具であり、日本ではあまり普及してきませんでしたが、洋服ブラシをすることで様々な効果が期待出来るんです。
毛玉の除去や防止効果
ニットやセーターに限らず、毛玉が付いてしまうと洋服の汚れが余計に目立ってしまいますよね。定期的に洋服ブラシでメンテナンスをすると、毛玉の抑制効果が期待出来ます。
繊維に空気を通してカビ防止効果
繊維のすき間が詰まってくると汚れの原因にもなり、そこに湿気などが溜まるとカビの原因にもなってしまいます。洋服ブラシを定期的に使用することで、カビの発生原因になる繊維の詰まりを解消することが出来ます。
洋服の型崩れを防ぐ
繊維に空気を通すことは、汚れの防止だけではなく型崩れの防止にも繋がります。シワなども防止出来るので洋服ブラシをかけることで綺麗な状態をできる限り長く保つことが可能です。
洋服ブラシを使用して、洗えない服をメンテナンスしよう
洗えない服でも使用すれば汚れは溜まってしまうので、衛生的にも見た目にもマイナスばかりになってしまいます。
そんな時には、天然毛の洋服ブラシで繊維の流れを整えて、汚れを落としつつメンテナンスをしっかりとしてあげてくださいね。